地獄・極楽図の詳しい解説!
百鬼夜行展。
ここ圓徳院でも開催中で、ここでもやはりありました。
“地獄・極楽図”
ここの方が辿る順番がリアルで、しかもくわしい解説付き。
三途の川にたどり着き、生前、善行を死者は
橋を渡って極楽浄土に行き、
悪行にまみれた死者は、恐ろしい鬼達に
リヤカーのような車に詰め込まれ、
地獄へと連れて行かれます。
・・・わたしは性格上、どうも地獄のほうにばっかり
目が吸い寄せられてしまうのですが、なんでなんでしょ。
地獄でまず生前働いた悪事を大きな鏡で写し出され見せられます。
「忘れた」とか「酔っいて覚えてない」とか
そんな言い訳やらなんやら通用しませんね。
そして、閻魔大王から罪状を言い渡され、
崖から紅蓮の焔(ほのお)に突き落とされ、
あとは過酷な地獄のメニュー(!?)をこなす日々・・・。
前にいたお嬢さん方が不思議そうにしゃべっていました。
「地獄のあとはどこ行くんだろうね」
「ここで死んじゃったら次どうなるんだろうね」
次なんかないんだよ。お嬢さん方。たぶん。
死んでるんだから、もう死なないんだよ。
死んだと思ってもちゃんとその世界では魂は生きていて
死ぬような苦しみを繰り返し
受け続けなきゃいけないんだよ。
そういうとこなんだよ。
<お釈迦様の説法を助ける動物って何? あの世の裁判官!って地蔵菩薩の化身なの?>