清水寺の入り口は別名“目隠し門”
音羽山 清水寺
奈良時代末期、延鎮上人(えんちんじょうにん)という僧が
霊夢をうけ、音羽山麓の滝のほとりにたどり着きました。
そこで行叡居士(ぎょうえいこじ)という白衣の修行者と出会い、
「わたしはこれから東へ行かなアカンので
ほな後の事は頼みますわ」と託されます。
行叡が観音の化身であったと悟った延鎮は、
授けられた霊木に千手観音を彫って、行叡の旧庵に祀りました。
これが清水寺の起こりです。
清水寺の入り口である“仁王門”
清水寺開創当時、こんな高い場所から御所を見下ろすのは
失礼であるという理由から建てられた門で、
別名“目隠し門”と言われます。
と、ガイドさんが説明しているのを
横で何気に聞いていました。
ありがとう。通りすがりのガイドさん。
本堂西廊下の大小の鉄錫杖と鉄高下駄。
訳もわからず力試し。
小さいほうの鉄錫杖。上がったど〜!!!
そして、本堂に入って真っ先に目にするのが、
“出世大黒”像。
清水寺にはなんとく似つかわしくないような、
黒い肌に、大きな目。
まるでネグロ(黒人)のような顔をした大黒さまです。
秀吉の念持仏である三面大黒天より、
愛嬌のある顔立ちと雰囲気で、
わたしにとっては、こちらの方が好印象。
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