清水寺本堂から映画のワンシーン
清水寺本堂正面で手を合わせていると、思い出す。
京都と芸妓・舞妓をモデルにした映画のワンシーン。
少女時代の主人公が永遠の人とめぐり合い、
「どうか芸者になって、あの人とまた会えますように」と、
手を合わせてお願いするのが、
ここ清水寺本堂だったんじゃないかしら〜と、思う。
主人公がが伏見のお稲荷さんの千本鳥居を駆け抜け、
その先いきなりお寺のお堂に繋がっていて
「ワープか!」
「どこでもドアか!」
と、当時、京都中が騒然となったものです。
(なってません)
あの映画は他にも
雪の降り積もる真冬に風鈴が外に出してあり、
それを客人がドアチャイムのように鳴らす
驚きの必殺技を出していて、
まさしく、外国人が見た日本ではなく、
日本に似た、どこかにある国。
わたしは好きです。
きれいな女優さんが出てるし(日本人じゃないけども)、
着物の上にあり得ないチンチラのショールとか、
背中まで見えそうなくらい衿の下がった着物の着こなしとか。
“ヘンテコ”なアレンジ。
あまりにも露出を意識した着くずしたキャバ嬢みたいな下品なのは
どうなんだろうって感じですが。
京都ではなく、”MIYAKO“という
ここではないどこかを描いているのですから、
まあいいんです。わたし的にはですが。
<真っ暗!仏さまの胎内めぐり 「清水の舞台から飛び降りる」生存率は?>